■麻酔科医として

麻酔科医として、麻酔・ペインクリニックに携わっていて神経をブロックしてもとれない痛みがあることをしばしば経験しました。

漢方という従来の医学教育の中では経験してこなかった未知の療法に大きな可能性を感じ、学ばせていただいているうちに、もっとひろく漢方を一般の診療に使えば楽になる方が多いのではないかと考えるようになりました。

いろいろな症状に一般のお薬を処方すればどんどん数が増えてしまいますが、漢方ならひとつのお薬がいろいろな症状を治します。

検査で異常は特に見つからなくても日常生活にお困りの方には症状を楽にする漢方があります。

非力ではありますが漢方を中心とした治療でそのような方のお役に立ちたいと考えております。